チベットで古くから飲まれているバター茶がこの本の考え方のルーツと言われています。
【バター茶とは】
チベットの人には非常にポピュラーな飲みもので、黒茶にヤクの乳から作ったギー
(バターの水分やタンパク質を除いた純粋な乳脂肪)と岩塩を加え、撹拌器で混ぜたものです。
現地の人はこれを1日に10杯ぐらい飲み、客人には、おもてなしとして奨められるそうです。

外国からチベットを訪れた人たちは、
・チベット人は、食事事情も悪そうなのになんでこんなに元気なんだろう?
・ラサ(首都)は、標高3700mで標高5000m以上にも人が住んでいるのに、なぜこんなに寒さに強く高山病にもならないのだろう?
もしかしたらやたらと飲んでるこのバター茶っていうのがいいんじゃないの?
と言われたのが起源と言われています。