限界を突破しろ!~Break through the limits~

トライアスロンに魂燃やす大阪人(東京在住)が科学的観点からのアプローチで世界を目指していくブログ。情報配信もします。

フィッティングの重要性(TTバイク編)

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地獄の様に暑いお盆休みですが、みなさんトレーニングは順調ですか??

 

私はトライアスロン合宿の予定だったんですが、台風の影響で中止になり、

予定がぽっかり空いたため、ずっと一人で追い込みトレーニングで孤独を味わいつつも充実したトレーニングがおくれています。

 

 

話は急に変わりますが、空いた予定を利用して、バイクのフィッティングに行ってきました。

 

フィッティングを行なってもらうのはもちろんこちら。

www.sasaki-performance-service.com

 

 

ブログにも書いてもらいました。

ameblo.jp

 

 

 

 

ぶっちゃけた話

 

私は181センチと体格的にも恵まれているし、何もしなくてもそこそこ速かったこともあり、フィッティングなんていらないだろ!!と思っていました。

 (値段的にも、2万~3万程するのが通常なので、ハードルが高いことも原因) 

 

 

まず、結論から言うと、

【絶対に行ったほうが良い!!】

 

  

その理由としては、やたらと練習でゴリゴリ鍛えるよりも、

 

 

正しいフォームで効率よくパワーを出せるほうが結果的に長距離では差がつきます。

 

 

 

例えば

40~50㎞の短いバイクであれば、筋肉でゴリゴリ+根性で乗り切れますが、

100㎞以上の距離になるとまず、パワーだけでは押せません。

 

特にトライアスロンの場合は、最後にランパートがあるので、できるだけパワーを使わずに余力を残したいところ……(最小限の力でありながら速く進みたい…)

 

 

 

↓ポジションをいじる前のバイクがこちら↓

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これでも、一応身長とか股下とか手足に合わせてポジションの初期設定行なっているので、だめってことはないんですがなんかしっくりこなかったんですね。

 

 

↓初代スピコン君はこんなポジション↓

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こう比べてみると分かるけど、キャニオン君はDHバーが低い上に、ハンドルまでの距離が遠い!!!(ハンドル高、サドル高は同じくらい)

 

これが乗りにくいし、感覚的に遅い原因か!!

 

 

 

そこで、

DHバーを60mm高く上げて、ステムは30㎜短く、サドルは少し下げました。

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ビフォーアフター

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空気抵抗だけなら、前傾の強いビフォー方が良いのかもしれませんが、

アフターでは、DHバーが高くなり、ハンドルが近くなった分、踏み込みでパワーが出しやすくなりました。

 

 

DHポジションは、ロードポジションよりもどうしてもパワーは落ちるんですが、

今回のフィッティングで変更したポジションの方が、以前のポジションと感覚は同じでも5ワットくらい出せるようになりました。

 

この5ワットの差が180㎞という距離ではボディーブローのように効いてタイム差にするとかなりのものになると思います。

 

レーニングを頑張るのも良しだし、それ自身は間違いではないですが、より効率的に行うためにも、3万くらいなら安いもんだと思うので、ぜひみなさんも試してみてください。

 

関西圏の方は、佐々木パフォーマンスサービスさんなら間違いないアドバイスをしてくれて、マニュアル的でなく、その人個人に向き合ってくれるので是非行ってみて下さい。

www.sasaki-performance-service.com

(梅田から自走でも1時間かからないと思います)

 

 

それではみなさんよいトレーニングを!