どうも、昨年末から「足首疲労骨折」、「インフルエンザ」、「肉離れ」で絶不調のジャッカルです。
前向きに捉え、ここからは上がっていくしかないので、夏以降のアイアンマンに向けて調子を整えていきたいと思います。
本日はタイトル通り、
トライアスロン時におけるシューズ選択についてです。
私は比較的多くのシューズを使っているので、
もしこの中に検討しているシューズなどがあれば、
参考にしてみてください。
【場面ごとのシューズ選択】
2019年は、以下のようなチョイスをしてきました。
マラソン
・NIKE ヴェイパーフライ4%
・On Cloudflow
トライアスロン(ロング、ショート共に)
・On Cloudflow
インターバル、ペース走
・On Cloudflow
ジョグ、ロング走
・On Cloudstratus
・On Cloud
【色々と使用している理由】
①シューズの劣化を防ぐため。
⇒練習もレースも同じシューズで走ると、1~2か月しか持ちません。レースシューズは「高価+耐久性が悪い」ので、少なくとも練習とレースは分けたほうがベターです。
②シューズにより使う筋肉が微妙に違う。
⇒ 毎日同じシューズで走ると脚の
疲労箇所が偏ります。 厚底、薄底、カーボンプレート、フォアフット、
ミッドフットなど選択肢に幅を持たせることで、局所
疲労を分散でき、
ランニングで使う小さな筋肉も均等に鍛える事ができます。
プロランナーでも同じような考えでローテーションしている人がい
るので、考えとしてはポピュラーです。
③ランニングが楽しくなる。
⇒シーンごとにシューズを変えることで、嫌な練習(インターバルやロング走など)でも気分を変えて楽しむことができます。これが理由としては、一番大きいかもしれません。
純粋なランナーやショート専門の
トライアスリートは少し視点が違
うかもしれません。その点はご了承いただきたいのですが、
靴ごとの
トライアスロン適正を見ていこうと思います。
【万能シューズ:クラウドフロー】
周りにすすめる靴は?と言われれば、即答するシューズが、この「クラウドフロー」実際にすすめた人で10名以上は購入してくれています。
(貢献してるし、アンバサダーにしてよ!(涙))
レース、スピード練習、ロング走どのシーンでも使用できるほど、バランスが良く、耐久性も高いため、私がレースで使うシューズは今のところ、これ一択です。実際にこのシリーズだけで5足目になるほど買い換えています。
現在、アイアンマンで活躍しているハビエル・ゴメス選手が使用しているシューズでもあり、アイアンマン70.3で世界チャンピオンになった際も、このシューズだったので実績も十分です。
デメリットを上げるとすれば、万能が故に、特化してこのシーン!という決定力に欠ける点があります。また2019年に仕様変更が行われましたが、ソールの着地感とアッパー素材が私にはうまく馴染まず、個人的にはほぼ新しいシューズの感覚なので、以前のモデルの方がフィット感はあったなと感じています。
※ちなみに
ハッシュタグ「#勝手にOnバサダー」で投稿しまくっているのでお気に入りシューズであることは変わり
ません。
【日常から通勤に:クラウド】
普段履きに使用していて気軽に履いていますが、いきなり走りたくなった時にスピード出しても、難なくこなせるスグレモノ!
このシューズは元々の仕様が靴紐を結ぶタイプでない為、トライアスロンにも即使用できます。上位入賞など本気でタイムを目指すなら少し物足りないけど、中級者までならこれで十分だと思います。オールブラックのモデルがあって、ビジネスシーンでも使える点が私的にはかなりグッド。
【疑惑のシューズ:ヴェイパーシリーズ】
私は、
「NEXT%」ではなく、
「4%」しか使っていませんが、
走ることのみに特化してスピードを求めるマ
ラソンでは絶大な効果
がありました。しかし使った感覚として、4分/km(
サブ3より上)
以上のペースで走るときしかメリットがあるように感じませんでし
た。
アイアンマン(ミドル含む)で、そのスピードで走れる人はもうすでにプロレベルです。実際にアイアンマン系のレースで使っている人があまりいないこ
とからも、
トライアスロンでの選択はまず必要ないと思います。
※ODやスプリント等のショート系では、選択の余地はあります。
デメリットは、言うまでもないですが、価格が3万以上する上に、普通のシューズの半分ほどの耐久性ということですかね。
【 ヴェイパーの廉価版:ズームフライ3 】
上述のヴェイパーに合わせた走りを習得するために、靴に合わせてそれなりの練習は必要だけど、ヴェイパーの耐久性を考えると練習では使いたくない…
そんな悩みを解決する練習用シューズです。
実際にマラソン現日本記録保持者の大迫選手や、前日本記録保持者の設楽選手も練習では「ズームフライ3」を使用していると公言しています。(私は関東に住んでいた時、設楽選手の家の近所に住んでいたから、たまに同じランコースで並走したことあるけどマジで使ってた!)
最近は、12,000円程度で買える店も多くリーズナブルなうえ、サブ3までいかないランナーだとすれば、このシューズで十分です。
私はアイアンマンだと、最後のランで3時間10分台分が目標なのでナイキをトライアスロンで使うとしたら、これを選択すると思います。
【コスパ最強: ズームライバルフライ 】
ヴェイパーやズームフライ3は、値段も高いうえに、販売店も少なく入手も困難!しかし、「ズームライバルフライ」は、正規の値段でも8000円台で、最近は普通に5000円程度で買えます。見た目とカラーバリエーションもカッコ良く、カーボンプレートは入っていないものの、このコスパのくせに、4:30/㎞くらいまでの練習なら余裕でこなせます。めっちゃ安いので、練習では結構メインで使っています。
有名な話ですが、2016年の東京マラソンで、リオオリンピック銀メダリストのフェイサ・リレサ選手が優勝した際に履いていたシューズはこのシューズのリニューアル前のモデル「ズーム スピード ライバル」なので、しっかりした人が走ればこのシューズはレースでも使える!?!?マジでコスパ最強じゃん。
【新たな刺客:カーボンロケット】
トレランをメインでやっていた6~7年前にいきなり出てきたメーカーと記憶はあったけど、履く機会もなく疎遠でした。しかし、最近可能性を感じているのがこのHOKAONEONEからの刺客
「カーボンロケット!」
元祖、厚底系のHOKAの割にはそれほど厚底ではないけれど、カーボンプレート内蔵でグイグイで進むイメージはナイキと同じ感じかと思いきや、ソールの特性からか、着地感はこっちのほうが断然上で、ヴェイパーよりも人を選ばない印象。
(ヴェイパーは走らされている感覚があるけど、カーボンロケットは自分でポンポン足を進めれる感覚なのでこっちの方がピッチは意識しやすい)
2018年にキャメロン・レビンスは、
フルマ
ラソンでカナダ記録を樹立。
ミリンダ・
カーフレイは2018年のアイアンマン世界選手権(コナ)
で5位に入賞していることから実績も十分。
【今年のメイン!?:トレーサー2】
こちらも、HOKAからの刺客で軽量性・反発性・クッション性の3拍子揃っていて全く穴がない印象のシューズ。
万能シューズ
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
というくらい万能!しかもデザインが自分好みでめちゃめちゃカッコいい!!
毎度お世話になっている久保埜コーチも、2019年のコナで使用したシューズとのこと。そんな久保埜っちが実績出してるだけに、これは今年の選択肢として最有力候補!!
ちなみに近年、力を付けており、
昨年10月の箱根予選会では本戦出場まであと一歩と迫った、
麗澤大学もレースでこのトレーサーやカーボンロケットを使用して
おり、これからブームが来そうな予感。
www.bbm-japan.com
【まとめ】
「ヴェイパーフライ」は必要ない!
最もベターで間違いない安定超人!
③「カーボンロケット」「トレーサー2」は、
レースで大活躍の可能性あり!
【おわりに】
色々と書きましたが、やっぱり自分が最もカッコいい!!と思うものを見つけることが、練習でもレースでも気持ち上がるので一番ベストです。
「自分、カッコいい!」
と思うのは凄く大事で、人に良いと言われたから使うのではなく自分で納得したシューズを見つけてください。自分に惚れることは、向上への一番のエンジンです。
(自分に惚れるとこんな格好で走れます)
(俺だって負けないぞ)
最後に、今回書いたもの以外で、これもおススメのシューズがだからいいよー!とか、気になってるけどレビュー欲しい!とかあれば教えてください。
(好奇心旺盛なので色々試してみたいです)
それにしてもカッコいい・・・
おわり