どうもジャッカルです。
世間は、東京マラソン、厚底シューズに注目されていますね。ランナーの端くれとして気になるニュースではあるの
(NIKEの先駆者としてのイメージと成功事例が刷り込まれ
【前提として】
サブ3クラス以上のランナーがガチでレースに挑むっていう観点で選んでいるので、ほぼ全てが各社のフラッグシップモデルなので非常に高価です。しかも面白いことにほぼ全てがカーボンプレート内蔵なので、これからのマラソン用シューズはカーボン必須になるんだろうなと思います。
【ナイキ】
“エア ズーム アルファフライ ネクスト%(AIR ZOOM ALPHAFLY NEXT%)”
3月1日先行 (4月一般販売) 価格:33,000円(税込)
前足部の2つの「ズーム エア ポッド」とミッドソールに用いた「ズーム X」により、従来と比較しクッション性や反発力が大きく向上。「 ズーム エア ポッド」は、 足を保護しながら蹴り出した際の反発から大きな推進力を生み出す 。「ズーム X」はナイキ史上最も軽いフォームで、 従来よりも増量することでクッション性を高め、 内部にはカーボンプレートを1枚搭載することで反発力 も向上した。アッパーには通気性の高い「アトムニット」 を採用し、 シューレースは締め付けによる血管の圧迫を避けるために、 中央からやや外側にずれた位置に配されている。
【個人コメント】
私が、”2時間53分42秒”のPBを出したのは、2世代前の” ヴェイパーフライ 4%”。 軽い上に、アッパーがニット素材だったのでフィット感が良く、前作の”ヴェイパーフライ ネクスト%”よりも優秀なシューズだったと思っている。(現に” ネクスト%”は、1レースだけ使ってすぐに売却してしまった)
【アシックス】
“メタレーサー(METARACER)”
シューズのつま先部分が上方にそった特殊な構造と なっており、 加重によって重心を効率的に前方へ移動させる仕組み。 またシューズ内部には1枚のカーボンプレートを内蔵し、 効率的なランニング動作をサポート。より高速走行に対応するため、 軽量素材を採用してパフォーマンス面の向上と軽量化も図る。
【個人コメント】
元アシックスユーザーとして、日本人に親和性も高いので期待しているのだが、ぶっちゃけコンセプトがナイキのコピペ……仮にナイキと全く同じ性能だったとしても、実績のあるナイキを崩すのは難しいと考えている。井上選手や川内選手が履いて実績出すしかないわな。
【アディダス】
“アディゼロ プロ(adizero Pro)”
4月1日発売 価格:未定
アディダスとして初めて「CARBITEXカーボンプレート」を搭載。カーボンプレートが、着地時にはダイナミックな柔軟性を、蹴り出し時にはエネルギーを与え、少ない力を大きな推進力へと変換。さらに高い反発性とクッション性を備えた独自の素材“ ブーストフォーム”や軽量のミッドソール“ライトストライク” を組み合わせて、 速さと軽さにこだわった最上位モデル。
【個人コメント】
今、私が最も注目しているシューズ!薄底でカーボンプレート入り!何よりめちゃめちゃカッコいい!耐久性が気になるところではあるが、インターバルトや30Kくらいまでの短い距離であればこのシューズは最強なのではと感じている。来期マラソンでの使用最有力候補!
【ニューバランス】
“フューエルセル ティーシー(FuelCell TC)”
3月9日発売 価格:24,200円(税込)
マラソンとトレーニング、 両方のシーンで活用できるように開発された。 ショートレース用の「 FuelCell 5280」 と同じ高い反発弾性を発揮するFuelCellミッドソールに、 剛性を高めるフルレングスのカーボンファイバープレートを組み合 わせることにより、 高いランニングエコノミーを発揮するのが特徴。 アウトソール前足部にはラバーを採用し、 耐久性と安定性を高めており、 滑らかで通気性の良いメッシュアッパー、 ウィズサイジングにより、足長だけでなく足囲(甲周り) でもサイズを選べるのでニューバランスならではの履き心地の良さ を体感できる。
【個人コメント】
正直、ニューバランスに関してはHANZOシリーズ以外でイメージがなく、未知なところが多い。そもそもレースからトレーニングまでっていう時点でマーケティング的にはコンセプトの作り込みが甘い。ベースになっている「 FuelCell 5280」は非常に気になっていたのだが、これはデザイン的にそそられないし…日本で流行るには、神野選手に実績作ってもらうしかないけど、かなり難しいだろうな。
【ホカオネオネ】
“カーボンエックス(Carbon X)”
発売中 価格:26,400円(税込)
ソールに内蔵されたカーボンプレートとメタロッカー構造により、これまでにない推進力が生み出される。カーボンプレートがアウトソールの近くに配置されることにより、さらに足をしっかりととらえながら、これまで以上にスムーズな着地から蹴り出しを可能にしている。
【個人コメント】
発売から1年近く経っているが、未だに品切れの店も多い大人気シューズ。マラソンランナーにはあまり馴染みはないが、トレイルランナーやトライアスリートには非常に認知度が高くオシャレ感も非常に強い!なにより厚底と言えば元祖はホカ!
【デサント】
“ゲンテンイーエル( GENTEN-EL)”
“ゲンテンアールシー( GENTEN-RC)”
発売中 価格:15,400円(税込)
【個人コメント】
開発に2年以上費やしたという “原点(GENTEN)”のコンセプトは、“ 新・薄底、新感覚の推進力〜日本人ランナーの足を作る〜”。だそうな。日本メーカーとして、日本人が走るために必要な機能と技術を詰め込んだそうなので、薄底好きな自分としては是非とも試してみたいシューズ。
【厚底 VS 薄底】
厚底
・ナイキ ⇒“AIR ZOOM ALPHAFLY NEXT%”
・アシックス ⇒“METARACER”
・ニューバランス ⇒“FuelCell TC”
・ホカオネオネ ⇒“Carbon X”
薄底
・アディダス ⇒“adizero Pro”
・デサント ⇒ ”GENTEN-EL”、”GENTEN-RC”
【まとめ】
とはいえ、火のないところに煙は立たずで、少なくとも数年前までは、薄底が圧倒的シェアを占めていたことから薄型のポテンシャルはもの凄く高い。つまり、薄底のカーボンプレート入りシューズが出てきたからには、トレーニングでしっかり脚ができていれば、薄底の方が圧倒的に可能性があるのではと感じている。
おわり