どうもジャッカルです。
自粛自粛で、先が見えず暗くなります。
とはいえ、 日々トレーニングしている我々は気をつけないといけ ません。なぜなら、ダメージを負った肺の細胞は一生回復しないと言われており、 海外では新型コロナに罹患した潜水士全員が引退という 症例もあり、持久系アスリートにとって、肺のダメージは致命的です。 十分に気を付けてください。
さて、そんな中、トレーニングを頑張っているつもりでも、 一体なんの為にやってるんだろう?となることありませんか?
こんな時だからこそ、改めて自身を振り返ります。
【目的と目標の違い】
目的:最終的に成し遂げようとする、到達点
目標:目的を成し遂げようするための具体的な手段
これは、ビジネスでも同じで、
「目的」は、「日本トップ企業」「海外進出」
「目標」は、目的達成のため、
【目的=ゴール】
「最終的に目指す到達点」、すなわち「終点、ゴール」
つまり、今後どのようにしていきたいか、 将来へ向けてのビジョンを指しています。
私の場合は、『World championship( 通称:KONA)出場』が該当します。
「目的」は、人生に指針をもち、幸せに生きる為に必要だと言われています。
【目標=目的までの指標】
「目的を達成するために設けた手段」
「目標」とは「目的」 を実現させるための、具体的なステップです。
私の場合は、以下が各ステップになります。
「マラソン:2時間50分以内」
「バイク:FTP値300W以上」
「スイム:100m1:50サークルで15本」
この目標をクリアしてくことで、「目的」 にアタックするわけです。
※イメージ
具体的には??
【登山に似ている】
登山経験者は分かると思いますが、山の麓から頂上を見上げて、あそこまでいくぞ!と言ってもピンときませんよね?
実際の行程では、「休憩ポイントの山小屋までいく」「テント場で昼ご飯を食べる」など各ステップをクリアして、最後に「頂上」に着くわけです。この「頂上=目的」と思えば良いわけで、目的をクリアできれば、高尾山→八ヶ岳→冨士山→剣岳と、グレードアップしていくことができます。
【青山学院大学の場合】
大学駅伝で、現状最強と言われている青山学院大学も、サラリーマン出身の原監督だけに、この手法をうまく取り入れています。
神野大地選手がインタビューで言っていましたが、青学では、「 箱根駅伝優勝」という「目的」を掲げたうえで、 1年時から選手それぞれに目標設定シートを書かせるそうです。 これがかなり細かく、 いつまでに何をクリアというステップを各個人がクリアしていくこ とで、最終的なチームとしての「目的」 に向かっていくわけですね。
神野選手はこれを、「小さな目標」を設定しそれをコツコツクリアしていくと、いつの間にか目的に近づいていると言っていましたが、まさに1つ1つ潰していくことが、日々のモチベーションになるわけですね。
【私の場合】
前述の通り、ゴール地点は『KONA出場』です。
3種目あるので、1種目に偏ってもいけませんが、各目標は以下の通り。
①マラソン:2時間50分以内
②バイク:FTP値300W以上
③スイム:100m1:50サークルで15本
しかし、 現在の30歳~34歳のカテゴリで、KONAに出場するには、どの予選大会においても最低限10時間を切る必要があるため、これらをどの時期でも出せる力が必要だと考えています。
【目標は細分化する】
上記で、各種目の目標を設定しましたが、これではまだ漠然としているので、この目標を、現実の練習ベースまで落とし込みます。
例えば)
・ラン
⇒5000mTTで17分30秒以内 ⇒ヤッソ800を2:50で回す
・バイク
⇒210W以上で180㎞ライド ⇒300WでSST(Long)を毎月実施
・スイム
⇒2000m37分以内 ⇒100m 1:40で5本回す
書いただけでゲロ吐きそうです。なお、このトレーニングは全てソロで回せることを前提としているので、どんな状況でもこの数値をクリアできるよう仕上げていきます。
【アイアンマンでの目標タイム】
9時間55分!
①スイム(3.8㎞)
⇒1時間8分
②バイク(180㎞)
⇒5時間15分
③ラン(42.2㎞)
⇒3時間25分
④T1&T2
⇒7分
【まとめ】
①目的を設定する。
②ゴールまでの具体的な「目標」若しくはステップを決める。
③目標は細分化しても良い。
みなさんも、何かしらの「目的」をもってトレーニングをしていると思います。それが「ダイエット」「健康維持」でも構いませんが、どうなればゴールなのか、どうすればそこに辿り着くのか?これを機にしっかり見直して見てください。
そうしないと私の経験上はまず、モチベーションは続きません。
おわり