限界を突破しろ!~Break through the limits~

トライアスロンに魂燃やす大阪人(東京在住)が科学的観点からのアプローチで世界を目指していくブログ。情報配信もします。

黄色い閃光!ハイペリオンエリート2!

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どうもジャッカルです。

コロナ禍の中、色々と模索していたのですが、サブエガを達成するために新たなシューズを手に入れました!
その名も
ハイペリオンエリート2」
 今回はこちらに関して紹介したいと思います。

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【9月1日 世界同時発売!】

4年の歳月をかけ開発され、2020年3月に発売されたハイペリオンエリート」ですが、
なんとたった半年後に進化を遂げハイペリオンエリート2」として、9月1日の本日、全世界同時発売されました。
ミッドソールに、軽量かつ抜群の安定性、反発力を合わせ持つ素材「DNA FLASH」と可変式カーボンプレートを搭載し、
ひと味違う安定感とスピードを体感できる渾身のスピード系ハイエンドモデルで、日本限定300足なので、激レアです。

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左が前作で、右が今作
 

【BROOKSの本気】

日本では圧倒的に『NIKE』が認知されていますが『BROOKS』は本場アメリカでは超メジャーなメーカーです。

実際、アメリカ国内のマラソン選考会でも、公平性を保つために全選手にヴェイパーフライを配ったにも関わらず、使用率はNIKEに次いで2位だそうで、機能性の高さは折り紙付きです。
では、なぜ日本では『BROOKS』はほとんど知られていないのか?それは単純にマーケティング力でしょう。日本では展開広げる気がないのかな?
スポーツ店でも取り扱っている店はほとんどないし、今回のシューズなんて、日本での取り扱い店舗は13店舗だけです。しかし、その希少性が優越感を感じれるポイントでもあります。
 

良かった点

 【安定した着地感】

ミッドソールの幅が非常に広く、 比較対象となるであろうヴェイパーシリーズと比べると、 かなり着地安定感があります。
 
私は大学までバスケをしていた影響で、足首がかなり緩いため、ヴェイパーではぐらぐらしてしまうのですが、このシューズではしっかりと地面を掴めます。折り返しやカーブの多いコース、トラックの周回では、安定感はこちらの方が断然上でしょう。
発泡素材の「DNA FLASH」ですが、ふわふわという感じでなくて体感的には結構硬めでしっかりしている印象でした。

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【自然に重心が前に!】

このシューズもカーボンプレート搭載ですが、ヴェイパーの様に跳ねる感じでなく、前重心で転がって走る感じです。

私の印象では「5分/km」くらいではあまりこのシューズの恩恵は感じないですが、気持ちいいところを探っていくと自然に「4分/km」に近づいていき、シューズの特性を感じるので、サブ3以上向けだなという感じです。

 

【安定したペースをキープ】

形状は、ロッカー構造(つま先部がグイっと上がっている)のため、フォア着地でなく、前重心でミッド着地で走ると、ゆりかごの様に自然にフォア走法に導いてくれました。

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ヴェイパーの場合、フォアで着地しないと恩恵を受けれず、跳ねる走りなので、慣れていないとふくらはぎがパンパンになり、ペースもブレますが、このシューズはミッド着地気味でも、フォアで蹴り出せて転がって走る感覚なので、ふくらはぎの負担が少なくスーッとペースを維持しやすいので、長い距離に向けたシューズという印象でした。
ヴェイパーに慣れている人はこのシューズに合う走りにするための練習は必要になりそう。
 

イマイチな点 

【耐久性はなさそう】

ソールを見れば明白ですが、あまり耐久性はなさそう。

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レース用シューズなので練習でガンガン使うようなシューズではないものの、少しクセのあるシューズなので、感覚を慣らすことが必要だと思います。
耐久性が心配ですが、感触的には
「4%< ハイペリオンエリート2< Next%」
という感じなので、300㎞程かなと推測します。脚を慣らすのに必要なシューズなので、「ヴェイパー⇔ズームフライ3」「アルファフライ⇔テンポネクスト」みたいな練習として、同構造の「ハイペリオンテンポ」(カーボン無し)がありますので、基本的にはこれで練習することになる思います。

[ブルックス] ランニングシューズ 軽量 クッション 反発 ハイペリオンテンポ B レディース BRW0323 ブラック 23.5 cm B

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ハイペリオンテンポは2カラー

 

【短い距離には向いていない】

良い点で、安定感ペースキープと書きましたが、逆にどうしてもヴェイパーなどのビョンビョン進む走りと比べると最高速度に乗りにくい感覚があります。

個人的に、このシューズの走り易い速度域は、3:50~4:10/kmくらいなので、それ以上のペースで走る、10㎞やハーフでは、ヴェイパーの方が速いと思います。

でも結果的にフルマラソンでは、速度キープ力・安定感で疲れにくいので速いというシューズなので、30㎞以上専用のシューズだなという感じです。

つまり、2時間半を切るような超エリートランナーには物足りないけど、サブ3に毛が生えた程度の私のようなタイプには、最もベストな選択です。

 

その他のポイント

【カラーが最高】

カラーは1展開のみですが、写真よりも現物はかなり明るい蛍光イエローで、蛍光色好きな私的には最高の組み合わせです。
私の愛用品は、多くが黄色ですw
↓ ↓ ↓

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ジョグ用:リンコン

走り込み用:トレーサー2

レース用:カーボンロケット 

【シューレースが伸びる】

一般的なシューレースと違って、このシューズに標準装備のシューはゴム紐みたいに伸びます。この影響でフィット感の調整がしやすく、レース後半のむくんできた足でも余裕が出てきそうなので、そういう点からもフル専用仕様だなと感じます。
 

ところで

【ミズノ Waveduelneoは?】

実は、前回「ウェーブデュエルネオ」を今シーズンのメインにすると書きました。 

www.tri-swimbikerun.com

が、履いて練習しているうちに色々と課題が出てきました。

薄底という事もあり、短い距離は圧倒的に走り易いのですが、走り込めば走り込むほど、私のやわな脚では、フルはもたないことが明白でした。

先日のレースでは、このシューズのお陰で入賞できたのですが、恩恵を受けれるのはハーフまでかなという印象です。あれだけ豪語しておきながらなんですが、あの内容は撤回し、「ウェーブデュエルネオ」はハーフまでのレース用とします。

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速く走れないわけではない
 

【まとめ】

①人と被らない優越感
②前寄りのミッド着地が良い
③ヴェイパーのような跳ねる走りはNG
④ペースをキープしやすい
⑤耐久性はなさそう
⑥短い距離には向いていない

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おそらく、今冬以降のマラソン大会では、「ヴェイパーフライ」「アルファフライ」「メタレーサー」が3強でしょうが、 私はこのシューズとともに心中し、サブエガを達成すると心に決めました。同じシューズで大会に出る人は下手したらいないだろうけど、ハイペリオン仲間見つけて、チームBrooksで写真撮りたい!
 
価格 29,700円(税込)
サイズ ユニセックス 24.0-29.0cm
重量 215g(27.0cm)
オフセット 8mm
 
本日のつぶやき
Brooksアンバサダーになって、下門選手と走りたい。
 
おわり