限界を突破しろ!~Break through the limits~

トライアスロンに魂燃やすド素人が様々なアプローチで世界を目指していくブログ。情報配信もします。

デサントの新作シューズ!!

スポンサーリンク

どうもジャッカルです。

 

デサントから、ロングディスタンス用のシューズが発売されたということで、早速レビューしちゃうよ!!!

たぶんレビュー系は日本最速じゃね??

f:id:triathlon_runbikeswim:20210203202008j:plain

 

デサント初の厚底DELTA LD】

前作の「DELTA TRI OP(デルタ トライ OP)」が薄底でショート向けなのに対し、今作は「DELTA  LD」はロング向けです。

トライアスロンで使うシューズは、ランニング向けの中から、トライアスロンに使えるものを口コミ等で選んできた人がほとんどだと思いますが、この製品はコンセプト段階からトライアスロンのロングディスタンス向けに作られています。

 

[デサント] トレイルランニング DELTA LD BLO 24.0 cm
 

 今作(なんでトレラン向けになってるのか謎)

 

[デサント] 世界陸連公認【20年秋冬モデル】 ランニングシューズ DELTA TRI OP ブラック 27.5 cm

これが前作

 

【履き心地】

前作のDELTA TRY OPに似た感じでダイレクトに地面の刺激を感じれる硬い走り心地で、反発をダイレクトに感じることができます。

私は、基本的にトラックでのトレーニングは薄底シューズを使うのですが、このシューズは厚底なのに着地感は薄底に近いです。

対してヴェイパーなどの厚底シューズは、クッション性やカーボンプレートで跳ねるというタイプが多いですが、そのどれにも類似しない走り心地なので、初めは少し手間取るかもしれません。

硬い分、個人的には他社のシューズよりも登り坂が走りやすくタイムが速かったです。 

[アディダス] 陸上 ランニングシューズ ADIZERO PRO メンズ
インパクトは、アディゼロプロに近いけどもう少し硬い感じ

 

【サイズ感の判断は慎重に!】

私は大体のシューズは28ですが、このシューズに関しては、27.5にしています。

ただし、トライアスロンで使用する場合はスイム3.8㎞とバイク180㎞の後なので、ふやける&浮腫みでサイズ感が大きく変わることが考えられるので、レース用は28㎝です。

サイズ感を見たい場合は、一日で最も脚サイズの大きくなる夕方にフィッテングをしてみることをお勧めします。

私の場合のサイズ参考

On CloudFlow 27.5cm

NIKE ヴェイパーフライ28.0cm

HOKA カーボンロケット28.0cm

Adidas アディゼロプロ 28.0cm

Brooks ハイペリオンエリート 28.5cm

 

【良かった点】

1.水はけがいい

個人的には、この点を最も重要視しています。

真冬のマラソンは空気は乾燥しているし、水を被ることもほぼないので、問題になりません。

しかし、トライアスロンは真夏の競技ゆえ、レース中に水をバンバン被り、海外レースではスコール対策も必要です。この対応を甘く見ていると、靴が重くなるばかりか、蒸れて足裏の皮が剥がれます。

そうなると、ただでさえ最終パートで疲労が溜まっている&ズタボロな状態で、ラン42Kを走り切るのは難しいでしょう…

その点このシューズは、底面の水抜け穴&給水しにくいメッシュ生地になっています。

f:id:triathlon_runbikeswim:20210129235244j:plain

 

f:id:triathlon_runbikeswim:20210129235314j:plain

ロングディスタンスを主戦場にする人やこれから挑戦する人には一番気にしてほしいポイントです。

 

2.着脱が楽

踵部に指を通す穴がシュータンバックタブに搭載されています。

f:id:triathlon_runbikeswim:20210129235343j:plain

最近は、バックタブに付いているシューズも出ていますが、シュータンバックタブ両方に搭載のモデルは、同じトライアスロン用として設計されているASICSNOOSAくらいしか思い浮かびません。 

いずれにせよ、この仕様のお陰でトランジでの履き替えストレスがなくなるというのは大きなメリットです。

 

3.硬い反発性

厚底のメリットはクッション性メリットに取り上げることが多いですが、バイク180㎞の後に走るアイアンマンにおいてはクッションが高すぎると疲れで脚と腰が沈んでしまって、蹴りだすのが、かなりしんどいです。

バネが高いシューズも反発を活かせず、脚がもたないです(実際にアイアンマンではヴェイパー使用はかなり少ない)

その点、このくらい硬いほうが反動を活かせるし、かといって薄底シューズのように、薄さでバシバシ痛い硬さとは違うのでバランスがいいです。

 

【残念な点】

1.若干重め

最近のランシューは軽量のものが多いこともあり、これを履いて走ると重さを感じます。

ラソンであれば、この重さは致命的要素ですが、トライアスロンになれば、安定性や快適性が圧倒的に優先されるはずで、爆速でランを攻めるということはないので、安定性との兼ね合いで許容範囲の重さかなと思いますが、次作でアップデートがあるとすれば、軽量化を第一ポイントにしてほしいです。

f:id:triathlon_runbikeswim:20210129235505j:plain

これまでトライアスロン用に使ってきたシューズより重い…

 

f:id:triathlon_runbikeswim:20210129235616j:plain

カーボンロケット

 

f:id:triathlon_runbikeswim:20210129235713j:plain

ヴェイパー4%

 

f:id:triathlon_runbikeswim:20210129235743j:plain

アディゼロプロ

 

ウルトラマラソンにもいける!?】

個人的に、これからオフシーズンはウルトラマラソンに挑戦したいと考えていますが、通気性や安定性を考えると候補の筆頭に入るシューズかもしれません。(夏場で雨予報だったりするとDELTA LDは筆頭候補になりそう)

 

 

【まとめ】

正直、万人受けするシューズではないので人によって好みが分かれるシューズだと思います。

店舗で試履きしただけだと他のシューズの方が良い人が多いと思いますが、これは、他の厚底の感覚や慣れているから、特性に違いがありすぎて仕方ないですが、逆に言うとその違いが実際の使用シーンを想定して練習していくと、どんどん脚に馴染んでくるスルメシューズだと思います。

(噛めば噛むほど味が出るって意味)

どちらにせよ私はこのシューズで結構しっかり走らせてもらって、多くのメリットを感じたので今季の決戦シューズにする予定です。

是非、見かけた方は候補の1つに入れてみてもいいと思います。

 

おわり

 

↓よかったらフォローしてね↓
フェイスブック
https://www.facebook.com/masaki.morikawa.92

【インスタ】
https://www.instagram.com/jackal_morikawa/

Twitter
https://twitter.com/Jackal_Morikawa