限界を突破しろ!~Break through the limits~

トライアスロンに魂燃やす大阪人(東京在住)が科学的観点からのアプローチで世界を目指していくブログ。情報配信もします。

2022 佐渡国際トライアスロン(完結編)

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どうもジャッカルです。

ようやく今回で佐渡トラの備忘録完結編となりそうです。

トラブル続きをなんとか乗り越えた終えたバイクパートを終え、いざランへ。さあいってみよ〜

↓前回はこちら↓

www.tri-swimbikerun.com

 

【ランの調整状況】

ランに関しては、大会直前にふくらはぎを痛めてしまっていて、ギリギリ間に合わせた感じ。

どうせトライアスロンだとスピード上げて突っ込む脚も残ってないので、突っ込まずに3時間20分目安に淡々とこなすのが当初の作戦でした。

 

【ラン前半】

ランスタートが13時過ぎで、かなり気温が高くほぼ無風で日陰ゼロ。熱中症で吐き気がある中でも走り出せたはいいが、流石に暑すぎる。

自分は25位前後で微妙な位置の為、勝負をかけるべきか迷っている間に同じエイジの選手数名がガンガン自分を突き放していくのが目に入る……

いっぱい抜かれるので焦って迷ったが、まだ42kmあるのにコイツらは『絶対にもたない!』と判断し自分はペース抑えめで進めることにした。(後半になって英断だったと気付くまでずっと選択を間違ってないか不安だった)

抑えめと決めたので、キロ5をキープしつつ、エイドは全部止まって水をガンガン浴びてドリンクを全部飲むと言うことに終始徹底した。

スタートからテーピングしてたけどスイムでも剥がれないので凄くいい

【ラン中盤】

やるべきことを決め、後は任務を完遂するだけなので7キロ周回をひたすらキロ5で刻む。(周回にエイドが5個あり全部止まって、しっかり水浴びしたので1周で1分40秒くらいロスがあったと思う)

その間も何人かに抜かれ不安でドキドキだがみんな絶対に落ちると信じていた。

Bタイプの終わった友人達がチラホラ沿道におり、振り向くと『ジャッカル!エイジ3位か4位!』『上げろ!』と叱咤激励がチラホラ。案外いい位置にいるみたい。

上げろと言われても、頑なに上の奴らは突っ込んでるだけで絶対に落ちる!と信じてひたすらキロ5で刻む。

相変わらずガンガン日差しがあるが、15時30分以降の少し日が落ちるまでは我慢し30km以降あげようと考えていたら、両脚両腕を攣りガクンと動きが落ちる。

しかし、経験上止まってストレッチすると一気にガチンと固まってTHE ENDなので攣った時はスピード落として無理にでも動かし続けるのが鉄則。1キロほどロボットみたいな動きで耐えきる。

ここでまだコムレケアと塩ジェル持ってたのが助かった…

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【ラン後半】

なんとかギリギリの危機的状況を乗り切り、30km地点。ここらで『エイジ2位!』と何人かに声をかけられ、無事に周りは落ちてくれた事を知る。撃沈した人達はおそらくもう上げられないはず。対して自分は攣っているが余力がある。

自分はマラソンでも後半上げ型なので、この時点でもうすでにほぼエイジ入賞は達成した!と確信。

ここから上げれたがマレーシアを考えて致命的な肉離れなどの怪我をしないように配慮してもキロ5で刻めば入賞は出来るのでそのまま刻む。

【いざゴールへ】

ラスト3キロ強になり、無理しなくても上げれそうなので攣らない程度に4:55,4:50,4:45とビルドアップして、そのままゴール。

全然総合タイム見てなかったんだけど、10時間58分と11時間切れてたみたい。あぶねぇ〜当初の最低目標のタイム忘れてたわっ!

ランラップは3時間39分ちょっと。

エイドで30回止まって9分程度なので疾走時間としてはちょうど3時間30分くらいだと思う。

 

【良かった点】

・的確に状況を判断し、自分の作戦を信じて走ることができた

・コムレケアを最後まで残しておいて助かった。

・ランは無理せず致命的な脚の故障悪化に繋がらなかった。

【悪かった点】

・ランパートのみちょっと余力残しすぎた感がある。スパートのタイミングなどもう少し自己解析が必要そう。

熱中症でジェルなど味が強いものが一切食べれず、いつハンガーノックになるかビクビクしていたので、気持ち悪くても食べれそうな補給食の用意が必要そうだった。

・暑熱順化が仕上げ切れていなかったことで内臓に思いダメージを負ってしまった。

【レース結果】

ゴールした瞬間は詳細順位が分からなかったが、総合17位年代別1位だったらしい。

(総合1位の人が同エイジだが総合は年代別表彰から外れるのでラッキー年代別優勝)

 

【終わってみて】

色々トラブルありながらも今回出来ることはやり尽くしたし、よくまとめたと思う。

ロングに向けてのテーパリングもコツが掴めたし、ピーキングに関しては、食事制限,体重管理などまだ2段階くらい余力を残していたので、マレーシアに向けて大きな自信になった。

何より終わったあとに喜んでくれた友人がいっぱいいたことが走りきった事より嬉しいので粘って良かった。

 

【さいごに】

・普段の練習に付き合ってくださるみなさま

・ネットで速報追って応援頂いたみなさま

・現地でお声がけ頂いたみなさま

・サポートしてくださっているみなさま

この場を借りて本当にありがとうございます。

ロングはレース中に考える時間が長い分ずっと『一人じゃ無理だった』『みんなありがとう』と思いながら走っていました。

毎回うまく行くかは分からないけど、『絶対に』30代でアイアンマン世界選手権に行けるように頑張りますので今後共よろしくお願いいたしますm(_ _)m

 

おわり

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