どうもジャッカルです。
ひょんなことから妻と義父を通じて知り合ったトラ仲間と「 来年の佐渡Bで総合入賞をかけて勝負しよう」 とみんなの前で約束したから。

この時に約束した。
相手は、パイキを含め過去に3人しか達成していない5時間切りを目指しており、圧倒的格上。
5時間を切れば必然的に総合表彰台はほぼ確定だろう。
それに負けないように張り合えるよう、 そこだけに向けてピークを合わせて、この1年取り組んできた。
しかし、ここ1ヶ月ほど原因不明の体調不良に悩まされている。
(何度か病院に行っても原因ははっきりせずだが、 おそらく喘息で間違いなさそう)
1ヶ月以上咳が止まらず、ずっと苦しいので平常時心拍数も常に+ 15も高いまま。
予定の練習をこなすこともできず、 想定していたコンディションには程遠い状態。
何よりランの苦しいところやバイクの苦しいところでも咳が出るので心拍が乱れてかなり苦しい。
「このまま完走するだけ、良くても年代別入賞止まりのコンディションで出てもいいのか」—— その問いがずっと頭から離れなかった。
私はおそらく、いや確実にプライドが高い。
初めから一貫していることは、
勝負できる準備をせずに、遊びで楽しくレースを楽しむなんて、ありえないと思っている。
理想も高く、思い通りにいかない現実があると受け入れられず、悩み絶望してしまう。
そんな自分なのに、総合入賞を争うどころか、 まともに勝負できない、整えられなかった自分を「恥ずかしい」 と感じていた。
それでも、どうしても今年の佐渡は出たい…という内なる自分とずっと戦ってきた。
参加費が勿体ないとか貧乏性な理由も あるが、私にとって佐渡は「特別な場所」
・1つ目は、2018年に妻と出会い、当時父親の応援に来ていた妻に初告白した場所がこの佐渡だから。(なお、結果的には余裕で振られている)

初めてちゃんと一緒に撮った写真?
・2つ目は、 2022年佐渡が妻と付き合うきっかけになったレースだから。
2018年以降も何度も妻に交際を申し込んでいたが、 全て断られていた。
そこで最後の約束をした。
——「佐渡で表彰台に上がったら、付き合ってほしい、 代わりに無理だったら二度と声をかけないしキッパリ諦める。」
その一言を胸に挑んだワンチャンスのレースで、 私は年代別優勝を果たし、表彰台に立つことができた。

半分諦めるケジメだったようなものの、 その約束通り妻は真剣に考えてくれていたようで、付き合うきっかけとなり、今日の結婚へとつながっている。
(実際は、数か月後に1度別れているのでそんな甘くはなかったのだが。 )
だから私にとって「佐渡」は、単なるレースではなく、 人生を大きく動かしてくれた神聖な場所。
そんな特別な舞台だからこそ、万全の状態で舞台に立ちたい。
けれど、現状の自分は理想からはほど遠く、 勝負にはならないかもしれない。
そのずっとモヤモヤしている葛藤を妻に打ち明けると、 彼女はこう言った。
> 「現状、望む形では出場できないかもしれない。
でも、そのときに出せる100%を出せたらいいんじゃない?
万全で出たとしても、何があるか分からないし、マサキは後悔気質だからその時も少しの上手くいかんかったことで許せんくて、どうせその時も後悔するよ。
その時の100%で挑めば、 たとえプライドは許さなくても、 新しい道が開けるかもしれんよ。
そのとおり。結局自分の気持ちだけの問題。
その言葉で、少し肩の力が抜けた。
勝負にこだわりすぎていたのかもしれない。
いや、今もまだ全然勝負に対する気持ちは一ミリも消えていない。
でも結局、私は出場を決めた。
納得できない自分を抱えながらも、 それでもスタートラインに立つ。
佐渡は私の人生に節目を与えてくれる場所
完璧でなくても、その瞬間に出せる100% をぶつけることでしか見えない景色が、きっとあるはず。
結局、自己満足。
誰にどう思われても関係ないか。

待ってろ佐渡。
待ってろみっちゃん。
おわり