限界を突破しろ!~Break through the limits~

トライアスロンに魂燃やす大阪人(東京在住)が科学的観点からのアプローチで世界を目指していくブログ。情報配信もします。

Ironman Cairns2024 レース編

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どうもジャッカルです。

2年ぶりのアイアンマンに出場してきました。

準備編と逆の投稿になってしまうが今回の結果をしっかりと皆様に伝えるべく先にレース内容を記載します。
(ホヤホヤなので写真もほぼなくてすいません)

【先に結論】

今回はピーキング完璧の絶好調でCairnsに乗り込みました。

いつも通っている鍼治療のお陰もあるが、最後の治療でも早くレースしたい!!!みたいなことを話すくらい絶好調でした。なので、

自分の実力不足と準備不足

それ以外にないです。

本当にそれだけです。
とはいえ、それだけ書いても何も伝わらないので詳細を記載することとする。

【スタート前】

Twitterには上げていたが、2日前からお腹を壊していた。

今回はヒルトンだから、食事も水も安心してたが、自分が弱すぎるのか…
(これは完全に想定外)
胃薬買って当日朝はとりあえず大丈夫そうだった。
お腹弱い人は、自分に合う胃薬持っていく&食事はサラダもやめた方がいいかもしれん。
これは自分にも言い聞かせる

【スイム】

2周回の3.8km
オーストラリアはサーフィンの聖地なので、スイムが苦手な私はCairnsは避けてきたが、昨年パイキの情報で穏やかだったと聞いたので、出場することにした。

去年は稀な穏やかさだったらしかったが、今年もそうだったらしい。良かった。

目標65分に対し、65分40秒。
ノンウェットのマレーシアは62分で泳いでるのに、ホントにウェット下手くそだなと思うが、スイムは及第点で特筆することはない。
あえて言うなら水汚い。

【T1】

トラバック取ったら横の荒瀬君来てない。
トイレいって1回気張っても荒瀬君居なかったので、がんばろーと思った。

【バイク】

過去のレースで目安が180km210W85rpm程。
最後の渡良瀬ミドルの調整でもそこそこの体調で240wビタビタで行けたのであながちターゲットは間違ってないと思う。

トランジ着替えて、バイクに乗ってスピードのったらすぐに段差でサイコン落とし、管理できんので取りに戻る。
(これはトランジに+30秒かかったと思えばいいので大したことない)

そしたら荒瀬君に抜かれた。まあそんなもんね。

ここから頑張ろうと思うが、何故かヘニャヘニャしてパワーが出ない。

お・か・し・い

この時点で出力が出ないのは明らかに変。

原因が分からんが、この場で仕方ないし走ってたら馴染むのかな?と思ったらどんどん下がっていって、90キロ地点ではもう160Wが限界になっていた。
お腹かなぁと思ったけど、この時点では便意なかったので違うと思う。
(思い当たらないのですが、こういう経験ないですか?)
唯一あるとしたら暑さにやられたか、もしくはスイムでもう熱がこもってたか?

その後も何とか走るけどそれでもマジで力が入らない。正確には力は入るけど踏み込めない。

その時、三角コーンに突っ込んで反対車線の芝生に落車💥

完全に不注意m(_ _)m

集中もできてない。
30kmくらいしか速度が出てなく芝生なので怪我はないが、対抗のバイク来てたら終わってた。
その後1-3枚目の変速が出来なくなった。

心が折れて99%辞めようとダラダラ走っていた所で、
稲田さんを追い抜いた。

これが大きかった。
91歳の稲田さんが走ってるのに、目標届かんからって投げ出すのは有り得ない。

正直最近同世代が凄すぎて目標目標で、自分もやらなきゃ無価値!と思ってた自分が恥ずかしくなった。

応援してくださる方ごめんなさい。
そして稲田さんありがとうございます。

抜きざまにありがとうございます!と声をかける(あっちは「はい!」って言ってたけどなんのこっちゃやと思う)

【別件】

海外でクリンチャーはダメ🙅🏼

体重重いのと水フル装備だったので7.5bar入れてたらスキルがないのでガタガタ道で跳ね過ぎてマジで空転して進まない。
(これがパリルーベの石畳で回し続けなきゃダメってやつか…)

チューブレスレディ使えるから、絶対次からは絶対クリンチャーやめる。

(すいません篠原店長相談させてください)
ということで、皆様もレースに出ることがあれば海外の道路は日本ほど滑らかではないので重量級の方はクリンチャーやめましょう。

【T2】

何とかバイクを完走。
終わったのが、ほぼまいまいと同じだったので落車を心配してくれる。ありがとう。
降りたらお腹が痛くなってきてトイレでピーしてリスタート。

【ラン】

スタートからずっとお腹痛い。
暑さからか吐き気もあるので10km地点でついに補給も取れなくなる。
(宮古もそうだったし夏の競技向いてないのかな。。。)

その後、エイドのコーラでやり過ごすがジェルなどが摂れてないので全身痙攣する。
(沿道のBBQの匂いがマジで辛かった…)

下痢で何度トイレに行ったか分からないが、もうどうでもいいので、歩いたりお腹を押さえたり叩いたり誤魔かしながら完走を目指す。

強い人は胃腸も強いけど、胃腸弱い私はどうしたら強くなれるのか…(私生活では焼肉も油がキツイので好みません)

最後なんとか11時間は最低切れそうだったので、意地で滑り込む。

【結果】

10時間58分

目標から1時間半以上も遅れてフィニッシュ。よく完走できたなと思う。

コナをとる時は何としても!死んでも!って気持ちがあったけど、アイアンマンは少しでも早く!みたいな半端な気持ちで出るものでは無い。

簡単に気持ちが折れる

【まとめ】

何度も言うが全部自分の弱さが原因だ。

今回で自分の限界値も見え、これ以上やる意味ないかなと何度も思ったし、自分1人ならもうトライアスロン自体辞めている。

でも、応援してくれる人がいる時点でもう自分だけの為ではないのかもしれない。

こんなフラフラになりながらも、沿道からは「I'm proud of you!」「I respect you」「自分に勝つんやで!」と声をかけてくれた方々の応援にも泣けてきた。

今は軽々しくリベンジしますとは言えないが、
現地で応援してくれた方、熱いメッセージをくれた方、サポートしてくれた方、こんなトライアスロンバカでも応援してくれる嫁様

みなさんありがとうございました。

次のアイアンマンはコナになるので、あと4ヶ月本当に死ぬ気でやり切ります。

 

凹んではいますが、前を向くしかないので絶対立て直しますので、応援の程よろしくお願いいたします。

 

おわり