限界を突破しろ!~Break through the limits~

トライアスロンに魂燃やす大阪人(東京在住)が科学的観点からのアプローチで世界を目指していくブログ。情報配信もします。

目的を達成するには、捨てること!

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どうもジャッカルです。

先日、とある人のブログを読んでいて非常に参考になったので、自分の戒めの為にも、記載したいと思います。

 

【前段】

その方は、会社員でロードバイクを楽しんでいる方で、いわゆるホビーレーサーです。
何が参考になったかというと、その方は、『Japan Elite Tour』というカテゴリでE1というアマチュアではトップクラスのカテゴリに属している人です。(これより上はプロカテゴリ) 


【私との共通点】

身長・体重・パワーがほぼ同じ!
 ・その人  :178㎝、70㎏、FTP値300W超
 ・ジャッカル:180㎝、68㎏、FTP値299W
正直、バイク専門で、このFTP値はお世辞にも高いとは言えません。まあ、「中の上」くらいでしょう。でも、なぜこの人はアマチュアトップの『E1』のカテゴリに属しているのか?気になりました。

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【取捨選択が大事】

何が言いたいかというと、この身長・体重・パワーではできることは限られています。
この方の、ブログで私の心に響いたのは、
「自分の得意なフィールド以外では勝負しない!」
という事です。
具体的には
1.ヒルクライムで勝ちを狙わない。
 ⇒この体格とFTP値では無理
2.クリテリウムで最後のスプリント勝負になる場合は即座に勝負を諦める。
 ⇒スプリント勝負する爆発的パワーはない
3.集団でひたすら温存して、自分のできることのみに集中する。
 

【よくやる失敗】

多くの人が、よくやる失敗としてレースに出る時、少しでもいい結果を出そうとしてそれなりにピーキング、テーパリングを行なってレースに出ます。
↓ピーキングについてはこちら↓ 

そもそもレースであっても、狙っているレースでない限りは、練習の延長線上と位置付けて、疲労が残った状態で挑み、実践練習と割り切るべきです。その大会で10位になろうが50位だろうが、狙っていないレースなのだから何の意味もありません。

【私の失敗】

私の場合、目標はアイアンマン世界選手権(通称:KONA)の権利を獲得すること。
それ以外に目的は全くありません。少なくともこの数年はそのことのみを考えてきました。

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しかし、マラソン、他トライの大会で、少しでもいい結果を出し、周りに見栄を張りたくて、無駄に調整して望んでいました。しかし、そもそそんなものには何の意味もありません。
↓こんなことして喜んでる場合じゃない↓

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つまり、トライアスロンの為の練習の一環として割り切って臨むべきでした。
毎度、ピーキングやテーパリングをすれば、個々の大会ではまずまずの結果が出たとしても、その期間は練習できないので、長い目で見れば練習量が不足します。
私の場合、以下のことが言えます。
ヒルクライムでは、勝てない
・ODのトライアスロンでは、勝てない
サブスリーで走ることには、何の価値もない。
 

【やるべきこと】

例えば、以下の様に割り切ってレースに参加し、メインレースに臨むべき。
・マラソンの会場まで、ランやバイクで行ってそのままスタートする。
・練習の疲労がピークな状態で、レースを入れる。
上述で、サブスリーで走っても意味がないと書きましたが、例えば、前日にバイクライドを180kmしてから、翌日のマラソンサブスリー出来たらそれはもう大きな成果です。
 

【なぜ、目標を達成できないのか?】

20代や、女性は母数が少ないから、KONAの権利を取り易いとか言われているし、全く羨ましい気持ちがないかと言えばウソになりますが、そんな物理的要因のせいにしても意味がない。自分は争うべきタイムが厳しいゾーンにいるという事実は変わらないし、結局争うのも同年代。
性格的に完璧主義なので、毎回結果を残そう、少しでもいい恰好しようといつも見栄を張ってしまいますが、その性格を根本から叩きなおすべきですね。
 

【KONAに向かって】

3カ月のテレワーク影響もあり、おそらく今年は、これまでの人生で最もトレーニングをしています。(はっきりいってやり過ぎだし、その他を犠牲にしすぎ) 

当時は、こんなこと書いてたけどね。 

昨年のマレーシアで悔しくて情けなくて泣きながら走ったことは、ほんとに悔しかったけど、今になって思うと、
『覚悟』『練習量』
ともに足りてないんだから当たり前です。
仮に、あの状況でトラブルなく、KONAの権利を獲得できていたとしても、調子に乗ってダメになっていたでしょう。そういう意味では、あそこで失敗してまたチャレンジできるという今の環境に感謝しています。
 
もうこんな思いで走りたくない!!

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まあ、とにかく目標に向かってできることやっていきます。
 
おわり